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遠心機用ろ布

遠心機用ろ布写真
 遠心分離機に装着して使用するろ布であり、旧来から在るバスケット型の上俳式と、 自動でケーキ(脱水ろ過物)を掻き落とす低俳式の2種類があります。 前者は人力による手作業で行うため、効率が上がらないことと、腰痛などを起こし易いことから、 最近では、特殊なろ過を除いて後者が主流として採用されています。

 主に化学薬品物など、1回の処理量が多くないろ過に使用されています。

仕様

上俳式(バスケット型) 高速で回転するため、ろ布の条件としてはろ過機にフィットしていることが必須条件であり、 合っていないとろ布が浮き上がったり、ずり落ちたりします。 また、ろ布が早期に破損するだけではなくろ過機にも大きな負担が掛かり、異音が発生したり、 振動が大きくなることもあります。
底俳式(自動掻き落し型) ろ布は、遠心機の内壁に張り付けて使用するため、自立するだけの腰の強さが必要ですが、 ろ布の裏面にプラスチック製のネットを縫い付けて使用すると、色々なろ布が使用可能になるだけではなく、 壁との間に空隙ができ、また、ろ液の通り道ができることにより脱水性が大きくアップします。

特長

遠心機用ろ布特徴1
遠心機用ろ布の注意事項としては、両者ともに機構上、サイズは極めて正確に製作することが肝要です。 事由は上述の通りですが、後者に於いては、特にネット付きの場合、上下部からスルー(粒子漏れ)していることが多くあります。  当社は、解決策として独自のノウハウを有していますので、お困りの方は是非ご相談下さい。

遠心機用ろ布特徴2
低俳式用のネット付きろ布は、重なり部分がめくれ易くなるための対策として、MGテープで固定し、 張り付けアジャストが可能にすることも出来ます。また、ネットの種類としては、 メッシュ・腰の強さ・強度・耐熱等を選定することができます。

製造可能メーカー一覧

田辺・松本機械・コクサン・斉藤遠心機・三菱化工機