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ヌッチェ/ろ過袋

ヌッチェ製品写真
　簡易的な濾過機で、直方型、円柱型等の濾過槽にろ布を張り、真空ろ過によって脱水する方式の濾過機です。 染料や化学薬品の生産工程などによく使用されています。ろ布の仕様はろ過槽の形状に合わせて縫製したものであり、 上方の縁部をフランジ付き加工したうえで垂れ下げることもできます。

　脱水ケーキは、スコップのようなものですくって回収することが多く、底部には縫い合わせ部がない方が使い勝手が良いとされています。 当社では、極力縫い目を少なくするために展開裁断を用いて、縫い目は４角の立ち上がり部のみにすることも可能です。

仕様

ヌッチェ濾過袋 強酸・強アルカリにくわえて溶剤が混入されることもあり、綿ろ布やポリプロピレン製のろ布が多く使用されています。 ろ布のライフアップを図るためには、ろ過精度や使用温度・耐薬品性等を考慮してろ布選定する必要があります。
濾過（脱水）袋 濾過機を用いないで、簡易的に濾過物を入れて吊り下げたりして自然脱水するろ過袋です。 河川や池の浄化・岩石やコンクリートの研磨切削・土木工事などで発生する汚泥処理に広く使われています。 大きさは処理容量や重量に合わせて自由に選択できます。
圧搾（搾り）袋 醸造・寒天・搾汁(果汁)・こし餡・醤油等の生産工程に使われることが多く、圧搾（荷重）機械を用いて脱水します。 ろ布選定の条件としては、通気度（開孔径）と耐久性が重要なポイントになります。

特長

ヌッチェ/ろ過袋特徴1
汚泥処理用のろ過袋は、ワンウェアー用の使い捨て袋として使用されることもあり、価格が安価であることも重要な条件の一つです。 当社はその条件を満たすために、非常に安価な不織布から高品質な特殊ろ材まで使用条件にマッチしたろ布品種を推薦しています。 また、口元を巾着袋のようにして縛れる紐やテープを取り付けて使い易くしています。

ヌッチェ/ろ過袋特徴2
土木工事などで発生する多量の汚泥を処理する場合は、上部を補強当て布のうえ袋状に折り返して金属パイプを挿入し、 吊り下げて脱水する方法や、ろ過袋の底部から上部まで一周させて強力な吊り下げベルトを縫い付ける補強対策仕様。 洗浄して再使用できるリユースろ布など様々なニーズに対応しています。